早稲田大学造形教育ゼミナール。指導教授の大泉義一先生のもと、文字通り「造形」と「教育」を融合させるかたちで子どもたちの成長に関与していきたいと、いろいろ研究と実践を重ねていらっしゃいます。
今回、たまがわLOOPで「アートツールキャラバン」を開催してくださることになりました。
「アートツールキャラバン」は、子どもたちが自分の実感から〈いまーここ〉や他との〈関係〉、つまりは生活を新鮮に捉え直すことを目的としています。
アートツールに触れる中で、色や形、音や手触りなど、多様な感覚を全身で味わい、自らの生活や身の回りの世界を新たに発見し、感覚があふれる〈あそび場〉を届けることを目指します。
つまり、「アートツールキャラバン」とは、子どもたちが感覚(五感)を働かせて遊ぶことから、能動的で協働的な表現活動を生み出す「遊び場」のことです。
「アートツールキャラバン」では、次の2つのプログラムを展開します。
『あそぶゾーン』:子どもたちは、「アートツール」に触れ、動かす、回す、匂いを確かめる…など、自分の感覚(五感)を十分に働かせて遊びます。
そしてそれが動機づけとなり、自分の感じていることを自信をもって表出することができるようになります。
『つくりだすゾーン』:『あそぶゾーン』で湧きおこった創造性から、思い思いに表現活動に取り組みます。
その中で、“心地よさ”や“わくわく感”といった実感に根差した関わりあいが生まれます。
つまり人と人との純粋な関係性が作り出されるのです。
この体験は、子どもたちの日常に新鮮な視点を提供することにつながります。
各地で開催して講評を博している「アートツールキャラバン」。
たまがわLOOPでの開催、ぜひお見逃しなく、ご参加ください。
※小学生(1〜6年生)が対象です
※保護者のお名前で「たまがわLOOP」会員にご登録の上、お申し込みください
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