世田谷区桜丘に拠点を持つ東京農業大学は、133年の歴史を持つ「農学・生命科学系」総合大学。
東京農業大学では農学に関する多種多様な分野の研究が行われており、醸造科学科では、伝統的な酒・味噌・醤油の造りだけではなく、微生物の能力を人のために活かすための広範囲な研究が行われています。
今回は、醸造科学科で日本酒にまつわるさまざまな研究をされている数岡孝幸教授が、「花酵母」についての魅力的で美味しい世界をたっぷり紹介してくださることになりました。
数岡教授からは、こんなメッセージが届いています。
「“日本酒プリンセスミチコシリーズ”をご存じですか? 『日本酒でプリンセスミチコ???』という方がたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
私は、おいしい日本酒を造る能力をもつ新たな酵母を花から探し続けています。
そして、元号が平成から令和にかわるタイミングで、【プリンセスミチコ】のバラの花から華やかな香りの日本酒を造ることができる酵母を見つけ出すことに成功しました。
現在、このプリンセスミチコの花酵母は10社の酒蔵で使用され、日本酒プリンセスミチコシリーズの日本酒が製造されています。
この会では、日本酒や花酵母に関する基礎知識を学ぶ講義を受けてもらった後、私が日本酒プリンセスミチコシリーズから厳選した3種の日本酒をおつまみと共に飲み比べていただきます」。
新しい視点で今後の“日本酒のお楽しみ”が一層拡がりそうです!
初冬の11月半ば。
たまがわLOOPで、日本酒が専門の大学の先生の講義と、花酵母で造られた日本酒の味わいを共に楽しんでみませんか? ・当日はアルコールの提供がございますため、お車でのご来館はお控えください。 |