伝説のアクティビティ、桜井進さんの「大人のための数学カフェ」。
今回は、久しぶりに「数学と日本の美・心の関係」に焦点をあてて、いわゆる“数学”のイメージから遠く離れた、しかし、実は深く共通している「精神」「魂」に触れる、興味深いお話を取り上げていただきます。
題して、「雪月花の数学〜日本の美と心をむすぶ白銀比〜」。
みなさん「黄金比」はよくご存知だと思います。では、「白銀比」はどうでしょうか?
実は私たち日本人にとってとても馴染みの深い比率だという「白銀比」。白銀比とは1:√(ルート)2の比(およそ1:1.414(5:7)の比)のこと。国宝三十三間堂も白銀比だらけだったことがわかったと、テレビ番組「美の巨人たち」(テレビ東京系)でオンエアされ話題になりました。
また、俳句はなぜ五七五なのでしょうか?芭蕉の句を題材にその謎に迫ります。
さらに、華道「未生流」にも謎解きのヒントがありました。
角材は本当に強度が最強なのか?強度計算をしてみると、その結果には驚きが待っています。
白銀比と黄金比を比較してみると、白銀比は静、黄金比は動。
日本と西洋の美意識の違いにも思い至ります。
学校の数学では知ることはできなかった広大な数学世界。
数学は至極の芸術。
日本の美の心をこんなアプローチで見たことなどなかったという方がほとんどだと思います。
サイエンスナビゲーター(R)としてますます活動の場を広げている桜井さんがナビゲートすることで、数学のイメージは一転して“驚きと感動の世界”へと変わります。
日曜日の昼下がりのひととき、目が醒めるような新たな感動をご一緒に体験してみませんか?
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