“楽しい科学”“身近な科学”をテーマに各所でさまざまな活動を続けている二階堂さんと古屋さんが、今回は夏休みの自由研究にぴったり!親子で取り組めるテーマとして「煮干しの解剖」を紹介してくださいます!
食材としても身近なカタクチイワシの煮干し。
それを使って魚のからだの観察をしようという、まさに“身近な科学”です。
今回は特大サイズの煮干しを使って行う「煮干しの解剖」!
水揚げから40分以内に加熱処理される煮干しは、からだの各部分が崩れることなく、まるで立体の模型のようにそのままの状態が保たれています。
きれいな特大サイズの煮干しは、特別な道具を使うことなく、手でも簡単に分解できる魅力的な教材なのだそうです。
さかなの体の構造をしっかり観察した後は、「作品」として標本に仕上げます。
もしかしたら胃の内容物も顕微鏡で観察できるかもしれません。お楽しみに!
比較的高価な大型の煮干しで基本的な解剖の手順や観察のコツをつかんだら、ほかの魚の煮干しにぜひ挑戦してみてください。
関東では煮干しと言えばカタクチイワシですが、関西では様々な魚の煮干しがあります。
アジ、やタイ、アゴ(トビウオ)など、いろいろ試してみて、自由研究をさらに充実させてみたら、いかがでしょうか?
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